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  • 今想うこと(63) 濵田美穂 「演劇部快挙」

    掲載日:2023年5月9日
    今想うこと 濵田美穂 「演劇部快挙」

     5月5日、県立追手前高校芸術ホールで開催された、第37回高知県高等学校演劇祭に本校演劇部が参加し、最優秀賞を受賞しました。作品は、『夏の月』で、6名の生徒が出演しました。
     大会前4月26日の放課後、北舎ピロティで本番に備えて真剣に練習に取り組んでいる演劇部の生徒たちを見学した時のことです。一人の生徒が私のところに来て、「5月5日に県下高校の演劇祭があります。そこで何とか入賞したいと思います。少しでも学校の宣伝になり、小学生がいっぱい受験してくれるように頑張りたいと思います」と言ってくれました。
     その言葉はたいへんありがたく勇気を頂きました。そして、部員の皆さんの練習に取り組む姿を拝見し、本番をぜひ見たいと心躍らせていました。当日の生徒たちの演技は練習より声も大きく、はるかに迫力があり驚かされました。
     私は大学二年生のとき、俳優の故森繁久彌さんの出演された、「屋根の上のバイオリン弾き」というミュージカルを帝国劇場で見た経験があります。先輩から勉強になるから見なさいと切符を頂いたのです。その時の感激も相当大きかったのですが、今回の生徒達の演技はそれに勝るとも劣らない素晴らしい演技でした。ぜったい最優秀賞を頂けると信じていましたので、報告を受けたときは大変うれしく思いました。これからも「土佐女子に演劇部あり」と知らしめるように頑張ってほしいと思います。おめでとうございました。

  • コラボ商品第2弾販売開始!!

    掲載日:2023年5月1日

    本日5月1日より、高知ヤマザキ(ヤマザキパン)様と牧野植物園様とのコラボ商品第2弾が販売開始されました!!今回は、アジサイをイメージした「ブルーベリー風味のブールパン」です。コンビニ、スーパー等各種店舗で見かけましたら、是非お買い求め頂きご賞味ください!!

    ヤマザキパン

  • 今想うこと(62) 濵田美穂「邦楽部」”高知城花回廊”に出演

    掲載日:2023年4月17日
    今想うこと 濵田美穂 「邦楽部”知城”」

     4月7、8、9日の三日間、高知城において、社団法人高知市観光協会が主催する「高知城花回廊」と銘打った催しが開催されました。花と灯りが織りなすなごみの世界をテーマとしたこの催しに、本校邦楽部が出演の機会を頂きました。前日7日には、山田太鼓や大利太刀踊り、日本舞踊、一響館 龍、能楽等が披露され、翌8日の18時~19時の約一時間が本校の出演時間でした。入学式での演奏もそうですが、現在邦楽部にはいろいろな団体からお声がかかり出演を求められています。
     この日の演奏曲は①祝典協奏曲(平井康三郎作曲)約9分 ②春の海(宮城道雄作曲 花房はるえ編曲)約5分 ➂さんさんさくら(石井由希子作曲)約4分で聴衆を魅了いたしました。
     先日、ちょうどこの日高知城におられ演奏を聞いてくださった堀見忠司理事長からご連絡をいただき、大変感動したとのお言葉と撮影してくださった生徒たちの写真を頂きました。このように生徒の皆さんの活躍が土佐女子の評価を高めてくれることは本当に嬉しいことです。4月23日(日)には恒例の第45回定期演奏会も県民文化ホールで開催の運びです(開場:13:30)。生徒の皆さんも多数ご来場ください。
                    

  • 高知ヤマザキ・牧野植物園とのコラボ企画

    掲載日:2023年3月27日

    3月25日、26日の両日、高知駅前の「こうち旅広場」で、高知県観光博覧会「牧野博士の新休日」オープニングイベントが開催されました。本校も会場の一角をお借りして、パンの販売を行いました。このパンは、高知ヤマザキ様、牧野植物園様と共同開発して完成したものです。「さくら風味のぼうしパン」、「さくら風味もっちり食感のアンパン」、そして「さくら風味蒸しパン」の3種類を作りました。いずれも春の香りがいっぱいの自信作です。たくさんの方がブースにおいで下さって購入していただきました。おいでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

    ヤマザキコラボ ヤマザキコラボ

    コラボ商品を販売しました。どのパンも本当においしくできました。

    ヤマザキコラボ

    接客はなかなか難しいですが、一生懸命がんばりました。

    ヤマザキコラボ

    お世話になったお二人と一緒に「ハイ! ポーズ!」

  • 今想うこと(61) 濵田美穂 「ダンス部発表会」

    掲載日:2023年3月20日
    今想うこと 濵田美穂 「ダンス部発表会」

     来る3月24日金曜日、17時30分(開演)より、本校恒例のダンス部発表会が県民文化ホール(オレンジホール)にて開催されます。ダンス部は現在部員数も64名(今年の卒業生をのぞく)と大所帯の活気あふれる部活動の一つです。毎日体育館アスリートロビーや北舎ピロティで猛練習を重ねており、私が見学したときにも全員が汗だくで頑張っておりました。
     今回の発表会では、20の作品がお披露目されますが、その多くが生徒たちの作った作品のようです。日頃の成果を存分に発揮してくれることだと思い、期待が膨らみます。生徒の皆さん、卒業生の皆さん、当日はどうかよろしくお願いいたします。

  • 今想うこと(60) 濵田美穂 「学校食堂オレンジ最終日」

    掲載日:2023年3月4日
    今想うこと 濵田美穂 「学校食堂オレン」

     3月3日、今日でいよいよ学校の食堂が閉鎖となりました。私が生徒の頃から本校には食堂が設けられており、たいへん繁盛していました。まだ体育館もない昭和35年頃の話です。その食堂は、現在の売店北側辺りに校舎とは別棟に建てられており、古い教室のような造りでした。まだ旧知事公舎が現在の体育館の場所に存在していた時代です。
     何しろ全校生徒数が2400余名も在籍していましたので、食堂は、昼休みになるといつも満席で、外に出て中庭で食べる生徒もいたくらいです。メニューはうどんと中華そばしかなく、どちらも同じだし汁で一杯が20円でした。お腹がすいていたこともあり、その味は今でも懐かしく忘れることができません。そして、食堂でそれを食べ終わると再び教室に戻り、やおら自分のお弁当を食べるのが日課でした。私だけではなく、友人たちもみな毎日そうしていました。具はネギと薄いすまきが一切れのとてもシンプルなうどんや中華そばでしたが、その美味しさは格別でした。
     食堂『オレンジ』の今日が最後の営業日ということで、一抹の寂しさを感じているとき、偶然にも88回生の保護者の方よりご連絡を頂きました。
     「コロナ禍に入り、ずっと食堂の継続が気がかりでしたが、とうとう今日という日が来てしまいました。在校生だった自分の、食堂での美味しい楽しい思い出と相まって感傷的になっています。これまで温かい美味しい食事やお弁当を低価格で提供してくださった事に感謝してもしきれません。娘達が大好きだった温玉そぼろ丼、これはレシピが知りたいほど美味しかったようです。食堂の皆さんと継続してくださいました学校に感謝します」
     というお話しでした。
     いつの日かオシャレな食堂として復活できるよう努力したいと思います。

  • 今想うこと(59) 濵田美穂 「インターアクト認証状伝達式」

    掲載日:2023年2月14日
    今想うこと 濵田美穂 「インターアクト」

     2月9日16時より、高知ロイヤルロータリークラブ・インターアクト認証状伝達式が、本校南舎5階の生徒ホールにて行われました。本校卒業生の二宮邦江様がこのロータリークラブに所属しておられ、インターアクトクラブをロイヤルロータリークラブに立ち上げたいとのご要望から実現した認証状伝達式でした。
     このたび中学生19名が参加を希望し、今後は年に二回ほど、ボランティア活動を行うとのお話しでした。
    伝達式には同ロータリークラブ会長の南拓人様、青少年奉仕委員長・壬生邦明様もご出席なさり、認証状や記念品目録等の授与が行われました。今後、インターアクターとなった中学生の皆さんはボランティア活動に参加し、様々な経験から奉仕の精神を学ぶことになると思います。
     この認証式に参列させていただき、これから生徒たちが頑張って活動を続けていくことができるよう祈りたいと思いました。

  • 今想うこと(58) 濵田美穂 「大道芸」

    掲載日:2023年2月7日
    今想うこと 濵田美穂 「大道芸」

     2月1日、横浜在住の派遣アーティスト「大道芸人RYU」さんが来校されました。中学二年生のロングホームでの公演のためです。私は大道芸をイギリスやフランス、中国の路上で見かけた経験があるのですが、日本で実際に見るのは初めてでした。5限目からのスタートと聞いていましたので、チャイムが鳴る少し前から体育館二階の観客席に待機しました。
     待ち時間の間にふと、工科大学に勤務していた頃、学生たちが校庭の芝生に集まり大道芸の練習をしていた光景を思い出しました。学生たちはほとんどが初心者で、最初のうちは手具やボールを何度も落とし、回収に走る時間の方が実技をしている時間よりも長いのです。少し近寄ってみると、客の視線を感じて張り切って練習をし始めるのですが、今度は緊張して余計に失敗を繰り返します。その情景を思い出し、何だか急におかしくなり一人でにやにや笑ってしまいました。しかし反面、感心したこともあるのです。その学生たちは、毎日毎日昼休みになると三々五々に集まり、それぞれが練習を始めることです。サークル活動なのか、好きな学生同士の偶然の集まりなのか、聞いてみたらよかったと今にして思うところです。
     そんな彼らの集まりでしたが、練習というのは不思議なもので、昼休みの短い時間とはいえ、毎日続けているうちにみな確実に上達していくのがわかるのです。技がつながるようになり、見ていてだんだん面白くなっていくのです。一体この演技をどこで披露するのだろうかという興味も沸いてきたりしました。技が決まるとつい拍手をしている自分がいました。あの学生たちは今頃社会人となり、それを自分のかくし芸にしているのだろうかと懐かしく思い出していました。そして気が付くと、生徒たちが体育館に入場し、さっそくRYUさんのパフォーマンスが始まりました。
     彼は、よみうりランドパフォーマンスコンテストで2回の優勝経験をお持ちで、その演技はさすがにプロであると思いました。実技だけではなく話芸にも優れており、いつの間にか生徒たちもその雰囲気に取り込まれていました。「芸は身を助ける」と昔からよく言われますが、いったいどのくらい練習を積むのかを聞いてみたい気がしました。
     あっという間の一時間でしたが、大喝采のうちに公演は終了しました。中学二年生のみんなが、「何でも練習が大事だ」ということを肌で感じてくれたら、この計画は成功であったと思ったことでした。

  • 今想うこと(57) 濵田美穂 「樹木には精霊が宿る」

    掲載日:2023年1月27日
    今想うこと濵田美穂 「教育実習の面接」

     先週の日曜日、自宅の庭に植えてある樹木がどんどん上に伸び、お隣の家に迷惑がかかってはいけないと心配していたところ、偶然にも造園業の方が飛び込みで訪ねてこられた。「庭の木が伸びているので剪定させてくれませんか」との声かけである。ちょうどどうしたものかと思案していたところだったので、渡りに船でお願いすることにした。
     作業は10時過ぎから始まり、よく切れるはさみとのこぎりで実に手際よく仕事を進められる。元々この敷地には直径1メートルほどの大きなクスノキが植えられており、改築の際、業者の方にその木を抜いていただいた話をしたところ、樹木には精霊が宿っているので、大きな木を処分する際には、自分たちはきちんと神主さんを呼び、お払いをするのだと話してくれた。そのお話を伺い、もうすっかり忘れていたが、当時も大工さんからそんなお話を聞き、お払いをしたことを思い出した。
     その方によると、「たくさんの庭を手掛けているが、樹木に精霊が宿るというのは本当だと思っている」とのことである。毎年、定期的に手入れをするお得意様が多く、そのお宅の樹木が弱っていると、その家のご主人が病気をしていたりすることが多いのだと聞かされた。
     そういえば本校でも、私が中学生の頃から学校では何度も建築工事が行われてきたが、そのたびによくお払いをしていたことを思いだした。特に、昭和40年から始まった、元講堂兼体育館の新築工事の折には、北舎4階の窓から休み時間のたびにその現場を眺めていた。体育館は知事公舎の跡地に建てられたため、その庭のたくさんの樹木を次から次へと伐採し、建築の準備を整えていった。大きな樹木はショベルカーで抜根するのだが、そのときにも神主さんが来られていた。いよいよ建築に着手する前には当時の校長であった木戸耕作先生や理事の方々が出席され、テントを張って地鎮祭も行われた。その後、高校卒業後の昭和41年9月に完成したその体育館も、今は現在の体育館に建て替わっている。光陰矢の如しである。
     樹木には精霊など宿らないという説もあるが、多くの庭を手掛けているその職人さんのお話は、やはり現実味を帯びているように私には感じられた。(写真は追手筋の樹木です)

  • 今想うこと(56) 濵田美穂 「嬉しいニュース」

    掲載日:2023年1月23日
    今想うこと 濵田美穂 「嬉しいニュース」

     1月20日、外部の男性の方から学校にお電話がありました。お話しによると、その方は昔剣道具店を経営されており、本校とは長年のお付き合いがあったとのことでした。現在、足を悪くされており、時々歩行がままならなくなることがあり、その日も外出先から帰宅の途中、高知駅の近くで急に歩行困難に陥ったようです。道路でたいへん困っていたところ、ちょうどそこに本校の生徒二人が通りかかり、親切に声をかけ、自宅まで送り届けてくれたとのお話しでした。その親切がありがたく、学校にどうしてもお礼の気持ちを伝えたかったと話され、お電話を置かれました。
     生徒の善行に、ほのぼのとした気持ちになっていたその日の午後、事務室に思いがけない届け物がありました。その電話の方からです。鮮やかな黄色のコスモノアという鉢植えのお花が二つです。私が頂いたわけではないのですが、とても嬉しく心が癒された気持ちになりました。
     ウクライナの悲劇やコロナ感染者数の増加等、暗いニュースが続く中、とてもありがたい出来事でした。高校一年生の二人の生徒さんに早くお花を受け取っていただきたい気持ちでいっぱいになりました。そんな優しい気持ちは、きっといつかまた自分に返ってくることでしょう。これからもこのような良いニュースがたくさん届いてほしいものです。お送りいただいた横井様、生徒にお褒めの言葉と豪華できれいなお花をありがとうございました。

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