2024,8月19日、金沢市の金沢プールにおいて、全国中学校体育大会水泳競技女子板飛び込み決勝が行われました。この大会で、本校中学2年生の井上優奈さんが351・10点で昨年に続き優勝を成し遂げ、2連覇を達成しました。新聞等でご存じの生徒もいたかと思いましたが、2学期の始業式(9月2日)で、井上さんの快挙についてお話ししました。私は、この競技を、テレビでしか観戦したことがないのですが、飛び込み台からの映像には、とても恐怖心を覚えます。
以前、OGの宮本葉月選手(2020オリンピアン)に、飛び込み台に立った時の心境をお聞きしたことがあります。すると、ご本人は、「練習を積んでいても飛び込み台は揺れるので恐怖心があります」と答えてくれました。そこで今回は、井上さんにも同じ質問を投げかけてみました。彼女も宮本選手と同じで高いのでやはり怖さはあるとのことでした。
優奈さんとは、昨年の優勝時にもお話をさせていただきましたが、一年前とは雰囲気が全く違っていました。落ち着いており、アスリートの風格が醸し出されていました。この一年での成長が見て取れました。井上選手にはこれからも精進して、オリンピックを狙ってほしいと思いました。
期末試験最終日放課後に、同志社女子大学、京都女子大学、神戸女学院大学の三大学合同説明会を行いました。生徒24名、保護者13名にご参加いただき、説明会後には、各大学に分かれて個別相談会も設けました。
少し前のことになるが、高知新聞(3月29日)のきょうの言葉に歌手の中尾ミエさんの「特別なことって続かない」という言葉が紹介されていた。中尾ミエを知っている中・高校生は少ないのかもしれないが、高齢者である私の世代にとっては、たいへん馴染みの深い人物である。浮き沈みの激しいと言われる芸能界で、もう60年以上ものキャリアを積み、77歳を迎えた現在でも、歌声や、そのスタイル・体力を維持していることには驚かされる。
その彼女が「体力やスタイルをどうやって維持しているのですか」との質問に、「やっぱり日々の努力ですね。特別なことって続かない。簡単なことでいいから毎日続けていれば筋肉ってついてくる」と答えている記事には、納得させられた。そう言われてみれば日々の努力なしに、昔のままのスタイルでいられるはずがない。声も若い頃のようには出なくなるのが普通であろう。この記事から、日々の努力や、それを継続することの大切さを再認識させられたことである。
また、同時にかつて私が部活動の指導に携わっていたときにも、この言葉を体現するような場面に幾度も出会ったことをふと思いだしていた。小さな努力を毎日コツコツと積み重ねることのできる選手は、その努力が大事な場面で開花することが多かった。
生徒の皆さんも、早く自分の好きなことを見つけ、簡単なことからコツコツと努力を積み重ねてほしいと考えたことである。
今日から高校総体が始まった。この大会は高知県ではインターハイに繋がる重要な大会で、私は昔から5月を迎えると何だか緊張してしまう癖がある。現在は指導に関わっているわけではないのに、やはり習慣なのか、今でもドキドキしてしまう。実は朝から、参加している生徒たちが自分の力を思う存分発揮してくれるようにと考えていたところ、国際結婚をし、現在テキサスに住む卒業生から久しぶりにメールが送られてきた。この卒業生は福岡県の糸島市から、卓球を続けたいという強い思いで本校に入学してくれた選手である。高校3年生の県体では大活躍をし、団体・ダブルス・シングルスで3冠王を獲得し、ベンチや保護者の皆さんに大きな感動を与えてくれた。そんな彼女からの数カ月ぶりのメールが県体当日の今日届いたことに、何か不思議な思いがしたことである。そして、ふと、彼女の現役時代を思い出していた。
入学してきた当時、少しやんちゃな感じの生徒で本当に続くのだろうかとやや不安でもあった。ラリーもほとんど続かないし、他の生徒との会話も皆無に近いのである。しかし練習相手をすると、一球一球に全力をかけ、高い集中力で思い切りボールを打ってくる。最初は、ラリーもほとんど続かなかったが、それでも彼女は思い切り打球をするのである。3本続くことはほとんどなかったものの、入ったらその威力は甚大であった。安定すると大きな武器になると私は考えた。来る日も来る日も練習を続けているうちに本人の強くなりたいという気持ちがどんどん伝わり、日ごとに上達していった。下宿の壁には県体制覇の張り紙があると同僚から聞き、これは本物になると考えた。高3の県体でその努力が一気に開花した。今考えても感動が蘇る。
今日はまさに県体第一日目。出場選手たちが沢山の感動をもたらしてくれることを祈りたいと思う。
4月17日水曜日、午後11時過ぎ、マグニチュード6の地震が発生しました。私は、ちょうど床に就いたばかりでしたが、携帯からの大きな警告音「地震です‼地震です‼」と、その揺れに驚き、すぐに起き上がりました。落ち着いてと自分に言い聞かせ、とっさに玄関においてある避難袋のことを考えました。よく考えてみると、その中身の点検を、長い間怠っていたことに気づきました。水も乾パンも、そして携帯ラジオの電池も購入時のままになっていたのです。いろいろなことが頭をよぎっているうちに、幸い揺れはすぐに治まりました。
ニュース速報では、宿毛市では震度6、高知市では3の揺れを観測したようですが、大きな被害はないとの報道に少しほっとしたことでした。そして、これが学校にいる時間でもっと大きな揺れが続き、建物にも被害が及んでいたらと考えると、とても不安になりました。
気象庁によると、いつ南海トラフ地震が起きてもおかしくない状況にあるとのことです。昔から、「天災は忘れたころにやってくる」と言われています。私はそのことを忘れないように、物心両面の準備を整えておきたいと改めて考えたことでした。
高校生徒会の有志で令和6年度自転車マナーアップ街頭啓発運動に行ってきました。
自転車マナーアップ運動は、高知県文化生活部県民生活課を中心に行っている啓発運動です。新しい生活が始まる4月に、毎年自転車の事故ゼロを願って行っています。
マナーアップ宣言を本校の生徒会長徳岡さんと追手前高校の生徒会長さんが行い、その後協力してチラシなど啓発物を配りながらヘルメット着用などをお願いしました。
今年度も自転車交通事故ゼロを祈りながら、解散しました。
本校生徒のグループ「土佐女子おれんじflowers」が3年間、こうちこどもファンドの助成をうけ活動してきました。その3年間の成果発表を、オーテピア2階・共同楽習スペースに掲示しています。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。17日(水)の16時頃まで掲示しています。
2月22日(木曜日)5時間目、高校二年生の音楽選択生のコーラスの発表会が、南校舎4階の音楽Ⅰ教室で行われました。私がこのことを知ったのは、前日の昼休みのことです。3名の生徒が、校長室を訪ねてくれ、自分たちで作った下記のような案内状を手渡してくれたのです。そのお誘いのお陰で、その日は朝から発表会をとても楽しみにしていました。昼休みに少し早めに4階に上がり、音楽準備室で待機しました。2時ちょうどに担当の先生のお声がけを頂き、発表会は予定通りに開始です。
音楽室に入ると、生徒たちはきちんと整列して教員たちを迎えてくれました。曲目は「愛をこめて花束を」で、ピアノ伴奏は小野川和花さんです。練習の成果と懸命さが伝わるとても素敵な歌声で、生徒の真摯な姿に感動で涙がでそうになりました。「このような日ごろの姿を保護者の方や卒業生にも見て頂きたい」と強く思いました。見学の先生からアンコールの声があがりましたが、時間の関係でそれはかないませんでした。少し残念でした。
音楽選択の皆さん、今日は本当にありがとうございました。これからも一生懸命取り組んで、またお招きください。
高校2年音楽選択生による合唱公開テストのご案内
この度、高校2年生の音楽選択生による、合唱の公開テストを行います。曲やパートも
自分たちで決め、この日のために全員で練習に取り組んできました。
お世話になった先生方にも高校2年生らしい合唱をお聴きいただけたらと思います。大
変お忙しいとは思いますが、是非お時間がございましたらお越しください。
日程:2月22日(木) 5時間目
時間:14時ごろテスト開始予定です。音楽準備室にてお待ちください
場所:南校舎4階 音楽Ⅰ教室
高校2年音楽選択生一同
昨年の3月に植樹しました“河津桜”が四輪ほど咲きました。
この桜は、昨年の朝ドラ「らんまん」の放送に合わせて❝高知県 森と緑の会❞から本校に寄贈していただいたものです。
1年たち環境にも慣れてきたようです。
「河津桜 かわづさくら」:早咲きの桜として知られ、例年2月上旬頃から開花し、約1ヶ月ほど楽しむことができます。
花はソメイヨシノに比較して濃いピンク色でとても綺麗です。
来年のこの時期にはもっとたくさんお花をつけて、皆様に喜んでもらえるように大切に育てようと思います。
「FNSチャリティキャンペーン」取材報告会 開催
~フジテレビアナウンサー倉田大誠さん来校‼~
1/17(水)、「めざまし8」などの情報番組で活躍されている、フジテレビの倉田大誠アナウンサーを本校にお招きし、高校1年生と2年生の総合学習の一環として、「FNSチャリティキャンペーン」の取材報告会を実施しました。倉田アナウンサーによる報告会は、全国の学校では本校が初の開催となります。
このキャンペーンは、FNS(フジテレビ)と系列テレビ局28社が、災害や経済的な危機など厳しい環境のもとで暮らす世界の子どもたちを、UNICEF(ユニセフ)を通じて支援する活動で、1974年の開始から今年で50年を迎えます。2023年度の支援国は、2022年の大洪水で国土の3分の1が水没したパキスタン・イスラム共和国です。
倉田アナウンサーは、パキスタン・イスラム共和国で子どもたちが置かれている過酷な現状を取材し、考え感じたことを説得力と臨場感のある語り口でお話してくださいました。
生徒達も倉田さんのお話に真剣に耳を傾けており、質疑応答の時間では活発に質問も飛び交うなど報告会は盛況のうちに幕を閉じました。
この報告会の様子は、既に高知さんさんテレビでも放送されており、現在は同局のHP(そのほかのニュース)やYouTube、X(エックス)などからも見ることができます。ぜひ検索してご覧ください。