一行は時間通りに成田国際空港に到着しました。
夕食は和食。ホストファミリーのご飯も楽しんでいましたが、ご飯は格別。機内でもご飯は出ますが、やはり御膳で出る和食に、日本に帰ってきた実感を噛みしめているようです。
明日午後1時頃には高知空港に到着予定です。
ニュージーランドとも今日でお別れです。
朝早くホテルを出ましたが、みんな元気です。
空港の免税店では、最後の買い物もすませ、9:50の飛行機に乗って、成田には日本時間の夕方4時45分に到着予定です。
さよならパーティの準備は完璧です。
旅行に行く前は歌なんて歌わないよね、と言っていたのに、いつのまにか国家に校歌によさこい節(それも踊り付き)まで歌うことになりました。
司会も順番にこなして、最後の授業で行なったニュージーランドの生活を振り返るスピーチも立派にホストファミリーの前で行いました。
文化体験もたくさんしてもらいました。日本語クラスでの体験が生かされ、各所で楽しんでもらえたようです。
最後にはマオリのアルファベットソングも歌い、修了証書をもらってさよならパーティは終了です。
先生やホストファミリーが準備してくれた軽食をお腹に蓄えて、オークランドエアポート近くのホテルで今日は一泊です。
涙を流しながらのお別れをしていた人は、きっとホストファミリーと濃密な時間が過ごせたのだと思います。ホストファミリーと別れるのが辛い、先生と別れるのが辛い、という思いが強ければ強いほど、ここで過ごす間、ホストファミリーや先生に助けられながら、自分でも努力をしていたということではないでしょうか。
ここで得たものを自分の一部にして、日本へ帰ります。
ニュージーランドの学校での生活も今日を残すのみとなりました。今日は朝から涼しく雨降りのスタートです。
宿題のチェックの後は、スピーチを作り、発表をしました。
初日の自己紹介の時とは比較にならないほど大きな声ではっきりと話せたことや、その内容に先生も感動していました。
うつむきがちではありますが、自分で書いた文章を、伝わりやすく言えています。
この後は、初日にしたテストと同じテストを行います。正解が増えていますように!
午後は今夜行うさよならパーティーの準備をします。日誌からもお別れを惜しむ声が聞こえます。最後まで有意義に過ごすことでしょう。
午前中は、動物についての語句を習いました。
動物の名前はもちろんのこと、動物の子供の名前や動物のかたまりを表す言葉は、日本語でものの数え方がややこしいのと同じで、なかなか難しく、苦戦を強いられました。
動物の特徴を表すために必要な、動物のパーツの名前も習い、バスで20分ほどのところにあるHamilton Zooへ出かけてのアクティビティです。
動物園へ入ってまずは簡単な説明を動物園のスタッフがしてくれましたが、その時見せられたニュージーランド固有の爬虫類の名前を聞かれて、「tuatara!」と声を揃えて答えられていたのには現地の先生も感心していました。
その後は食事。ランチは持ってきていましたが、カフェでTipTopというアイスクリームを買って楽しむ人も多くいます。注文をするのもなんとかできるようになりましたが、なかなか硬貨には慣れられないままの人もいます。頑張って!
アクティビティをスタートさせると、すぐにそのtuataraがお出迎えです。
ゆっくりと歩いて1時間半ぐらいの広さです。
日本で見られる動物も多いですが、なぜだか興奮気味の様子です。
半ばにいたこの豚はkunekune(クネクネ) pig と言います。
マオリ語で「丸くて太っている」という意味だそうです。
昨日の日本語を学習している生徒さんたちとの交流が功を奏したのか、一気に現地の生徒さんたちとの距離が近くなりました。時間を作ってくださったHamilton Girls’ Schoolのみなさんに感謝をしたいと思います。
ホストシスターやブラザーとも仲良く話しているようで、文化の違いで戸惑いもあるものの、親切な家族にお世話になりながら、残りわずかとなった滞在を楽しんでいます。
今日のトピックは、ニュージーランドで生活していく上では外せないマオリについてです。
ローマ字読みに近いマオリ語を表したアルファベットを読むことはあっという間にでき、マオリ語版アイウエオの歌のようなものを歌いました。そのほかにも簡単な単語を勉強してゲームをして楽しみました。
後半は、ポイと呼ばれるマオリの道具を作り、歌に合わせて遊んだり、リズムをとって遊んだりしました。
遠足で行った時に見たものよりは小さく短いものでしたが、マオリの人たちが舞台で見せてくれたようには全く扱えず、笑いあっていました。
今日はHamilton Girls’ High School で日本語を選択している生徒さんたちと交流をしました。
Hamiltonの生徒さんたちは日本語の練習のため、本校の生徒たちは英語の練習のため、質問をしあいました。
会話練習の後は、日本文化の体験をしてもらいました。落語の発表から始まり、折り紙で手裏剣を折るコーナー、名前を漢字で書いてあげるコーナー、書道体験コーナー、福笑い体験コーナーに分けて30分ほど交流を深めました。
体験以外にも英語で質問をし合って、自然な会話を続けていたり、体験をしてもらおうと誘いに行ったりしていました。昼食も一緒に取るなど、積極的な笑顔が見られました。
土曜日の今日は、RotoruaとTe puiaへ遠足です。少し涼しい霧に包まれた朝ですが、なんとか時間に間に合って集合出発です。
初めに、Agrodomeで羊をはじめとする、牧場の動物たちのショーを見に行きました。乳搾り体験に手を挙げて挑んだ人がいました。なかなか絞れず、笑いを巻き起こしていました。
その次には、Te Puiaでゴンドラ、ルージュ、リフト、という興奮続きのアクティビティ。
天気も程よく、ロトルア湖が綺麗に見えました。
山を登ったところには、Jelly Bellyのお店があり、鮮やかなスイーツに魅せられて(?)山のような買い物をしていました。
Rotoruaではマオリの文化を見学し、圧巻のパフォーマンスを楽しみました。
クタクタの様子でしたが、たくさんの買い物をして、充実した1日だったようです。
明日はホストファミリーと過ごす1日です。家族がそれぞれの過ごし方をします。どのように過ごすか楽しみですね。
高校1年生の修学旅行は、最終日になりました。
複数の交通機関を乗り継いで、高知に帰ります。
今日から、忙しく授業です。
自己紹介をした後は、テスト(!)をしました。「最初だから点数は気にしないで、最後にもう一度同じテストをするから、その時はいい点を取ろう」と言われて臨んだものの、真剣に必死に取り組みました。
午前中の後半には、Hamilton Girls’ Schoolの生徒さんたちが、学校案内をしてくれました。校庭や体育館、テニスコート、家庭科や科学系の校舎、マオリの儀式をする為の建物などを見せてくれました。
最後に行った、アート系の校舎にある壁一面には、先週起こったクライストチャーチでの事件を追悼する生徒たちのコメントが貼られており、本校の生徒たちの何人かもその壁にメッセージを残していました。
その後はニュージーランドのお金について学び、ランチを食べに出かけました。
ランチ直後の午後1時半から、市役所の前の広場で、先の銃撃事件の犠牲者を悼むために2分間の黙祷を行うことを知り、参加することにしました。ニュージーランドにはマオリ人はもちろん、移民が多く暮らしています。多くの人々が、先週の事件を悲しんでいる様子が様々な場面で見られます。
この後は、ショッピングモールの中で269ドル20セント持っていると仮定したショッピングアクティビティです。この値段に近づけようと何度もお店に行ったり、お店を変えたりしながら、計算をしていました。
アクティビティを終え、ぐったり。少しお土産を買った人もいました。
滞在中の学校は、土佐女子のように、街の中心街にほど近い場所にあります。
学校から歩道橋を渡って10分もせず、ショッピングモールがあり、市役所もその向こうにありました。